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JpGraphにおけるフォントの指定方法
JpGraphではタイトルや軸など文字列を使う場合にフォントの指定が行えます。対象となるオブジェクトは異なっても基本的に「SetFont」メソッドを使いますので使い方を確認しておきます。
SetFont function SetFont($aFamily,$aStyle,$aSize)
Specify font Parameter: $aFamily Font family $aStyle Font style(Default FS_NORMAL) $aSize Font size(Default 10)
1番目の引数でフォントファミリー名を指定します。
JpGraph自体で用意されているフォント名は「FF_FONT0」「FF_FONT1」「FF_FONT2」で違いは次のようになっています。
Font family | Font Type |
---|---|
FF_FONT0 | small font |
FF_FONT1 | Medium size |
FF_FONT2 | large size |
上記以外にデフォルトで次のFontFamilyを指定できるようになっています。(ただし環境によって異なります)。
Font family | Font Name |
---|---|
FF_ARIAL | Arial |
FF_TIMES | Times Roman |
FF_COURIER | Courier new |
FF_VERDANA | Verdana |
FF_BOOK | Bookman |
FF_HANDWRT | Handwriting |
FF_COMIC | Sans Comic |
また日本語フォントの設定を行っている場合は次のFontFamilyも指定できます。
Font family | Font Name |
---|---|
FF_MINCHO | 明朝 |
FF_PMINCHO | P明朝 |
FF_GOTHIC | ゴシック |
FF_PGOTHIC | Pゴシック |
※日本語フォントの設定については『日本語の設定』を参照して下さい。
2番目の引数でフォントスタイル(ボールドやイタリック)の指定を行います。デフォルトの幅は「FS_NORMAL」です。
値 | スタイル |
---|---|
FS_NORMAL | ノーマル |
FS_BOLD | ボールド |
FS_ITALIC | イタリック |
FS_BOLDITALIC | ボールドイタリック |
注意事項としてフォントファミリー名に「FF_FONT0」を指定した場合や日本語フォントを指定した場合には「FS_NORMAL」しか指定できません。
3番目の引数でフォントサイズをポイント単位で指定します。デフォルトの幅は「10」です。フォントファミリー名に「FF_FONT0」「FF_FONT1」「FF_FONT2」を指定した場合はフォントサイズを指定しても無視されます。
例えば次のように指定します。
include ("jpgraph/jpgraph.php"); $graph = new Graph(250, 200); $graph->title->Set("Title"); $graph->title->SetFont(FF_TIMES, FS_BOLDITALIC, 20); $graph->Stroke();
( Written by Tatsuo Ikura )