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Graphクラス
JpGraphを使ってでグラフを作成するにはGraphクラスからオブジェクトを作成し、そのオブジェクトに対して様々な設定を行ってグラフを作成します。
Graphクラスは「jpgraph.php」内で定義されていますのでまずこのファイルを読み込む必要があります。
include ("jpgraph/jpgraph.php");
※ファイルの読み込みの記述についてはJpGraphのモジュールをどこに配置するのかによって変わってきます。詳しくは『JpGraphの動作確認』を参照して下さい。
Graphクラスのコンストラクタは次のように定義されています。
Graph function Graph($aWidth,$aHeight,$aCachedName,$aTimeOut,$aInline)
Parameter: $aWidth Width(Default 300) $aHeight Height(Default 200) $aCachedName Cache file name $aTimeOut Timeout value for cache(Default 0) $aInline True=Stream the image back to the browser(Default true)
1番目及び2番目の引数にてグラフの幅と高さを設定します。単位はピクセルです。省略された場合は幅が300ピクセル高さが200ピクセルとなります。
3番目と4番目はキャッシュを使う場合に利用します。先に記述した通りJpGraphは画像を生成するのですが、呼び出される度に画像を生成する代わりに一度作成した画像をキャッシュとして残しておき2回目以降は画像を生成する代わりにキャッシュされた値を返すことが可能です。ただしデフォルトではキャッシュは有効になっていません。取りあえず3番目以降の引数は無視して下さい。
5番目の引数は生成された画像データをストリームとしてブラウザに返すのか、それともファイルとして保存するのかの設定です。デフォルトはTrueとなっており画像データとしてブラウザに返すようになっています。これについてはGraphクラスで用意されているメソッドで使い分けることが出来ますので5番目の引数はあまり使われないようです。
以上を踏まえてGraphクラスからオブジェクトを作成する場合は次のような記述となります。
include ("jpgraph/jpgraph.php"); $graph = new Graph(250, 200);
( Written by Tatsuo Ikura )