設定ファイルの設置場所

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テンプレートファイルで読み込み可能な設定ファイルの作成について確認していきます。設定ファイルは次のようなテキストファイルとなっています。

# Global
url = "www.hogehoge.hoge"
mail = "hoge@hoge.hoge"

設定ファイル名は特に規則は無いようですが、公式マニュアルを見ると拡張子が「.conf」となっていましたので今後設定ファイルの拡張子は「.conf」とすることにします。

作成した設定ファイルはテンプレートファイルなどから読み込みを行います。設定ファイルが読み込まれるためには、設定ファイルを「configs」ディレクトリに配置する必要があります。

「configs」ディレクトリは「templates」ディレクトリや「templates_c」ディレクトリと同じくSmartyのアプリケーション毎に作成したディレクトリの1つです。ディレクトリの位置はPHPスクリプトファイル内で「Smarty」クラスのオブジェクトに対して「config_dir」メソッドを使って指定します。

require_once('Smarty.class.php');

$smarty = new Smarty();

$smarty->template_dir = 'd:/smartysample/config/templates/';
$smarty->compile_dir  = 'd:/smartysample/config/templates_c/';
$smarty->config_dir   = 'd:/smartysample/config/configs/';
$smarty->cache_dir    = 'd:/smartysample/config/cache/';

それでは設定ファイルを作成し保存してみます。今回はファイル名を「sample.conf」としました。

設定ファイルの設置場所

それでは次のページから設定ファイルの記述方法やテンプレートファイルからファイルを読み込む方法を確認していきます。

( Written by Tatsuo Ikura )