Axisクラス

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グラフの軸の設定を行います。設定にはGraphクラスで用意されている「xaxis」プロパティ及び「yaxis」プロパティを使ってオブジェクトを取得しそのオブジェクトに対して設定を行います。

「xaxis」プロパティ及び「yaxis」プロパティで取得したオブジェクトは「Axis」クラスのオブジェクトになります。Axisクラスは「jpgraph.php」で定義されています。

例えばX軸を表すAxisクラスのオブジェクトを取得するには次のように行います。

$graph = new Graph(250, 200);

$xaxis = $graph->xaxis;

Y軸を表すAxisクラスのオブジェクトも同様に次のように行います。

$graph = new Graph(250, 200);

$yaxis = $graph->yaxis;

取得したAxisクラスのオブジェクトに対して様々なメソッドを実行することで軸に対する設定を行うことが出来ます。例えば軸の太さを設定する「SetWeight」メソッドを使う場合には次のように行います。

$graph = new Graph(250, 200);

$xaxis = $graph->xaxis;
$xaxis->SetWeight(3);

または単に次のように記述しても構いません。

$graph = new Graph(250, 200);

$graph->xaxis->SetWeight(3);

2本目のY軸

詳しくは個別のグラフの箇所で解説しますが異なる目盛り体系を持つ2本目のY軸を同じグラフ上で使うこともJpGraphでは可能です。

2本目のY軸に関する操作もAxisクラスのオブジェクトを取得して操作します。Graphクラスで用意されている「y2axis」プロパティを使ってオブジェクトを取得します。

$graph = new Graph(250, 200);

$y2axis = $graph->y2axis;

取得したAxisクラスのオブジェクトに対する操作はX軸や1本目のY軸の場合と同様です。

( Written by Tatsuo Ikura )