PHP 5.6.2 ダウンロードとインストール

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PHPのダウンロード及びインストールを行います。Windows環境での利用を前提としています。2014年10月時点でPHPは5.3系から5.6系までダウンロード可能となっていますが今回は最新バージョンは PHP 5.6.2を使用します。

1.PHPダウンロード
2.PHPインストール

ダウンロードは下記のURLから開始します。

p1-1

「PHP 5.6.2 is available」の箇所を見て頂くと「Windows binaries can be found on windows.php.net/download/.」と記載されています。

p1-2

Windows用のバイナリ―を取得する場合は下記のURLへアクセスして下さい。

p1-3

PHP 5.6 (5.6.2)には32bit用の「VC11 x86 Non Thread Safe」「VC11 x86 Thread Safe」と64bit用の「VC11 x64 Non Thread Safe」「VC11 x64 Thread Safe」が用意されています。私の環境はWindows7/32bitですので32bit用を使用しますがご自身の環境に合わせて選んで下さい。

またこの画面の左サイドバーに次のような記載があります。

IIS
If you are using PHP with IIS you should use the Non-Thread Safe (NTS) versions of PHP.

Apache
Please use the Apache builds provided by Apache Lounge. They also provide VC11 builds of Apache for x86 and x64. We use their binaries to build the Apache SAPIs.

今回はWebサーバとしてApacheを使用する環境でPHPを利用する予定です。ApacheについてはApache Loungeで用意されているApacheを利用した方が宜しいかと思います。(具体的な手順は「Apacheインストール」をご参照下さい)。

なおスレッドセーフ版とノンスレッドセーフ版がありますがスレッドセーフ版を使用します。どちらを使用すればいいのかは正確にお伝えする知識がないため検索などをしてご判断下さい。

では「VC11 x86 Thread Safe (2014-Oct-16 00:36:25)」ブロックの中の「Zip」と書かれたリンクをクリックして下さい。

p1-4

ダウンロードが開始されますので任意の場所に保存して下さい。ダウンロードはこれで終了です。

続いてインストールを行ないます。インストールはダウンロードした圧縮ファイルを解凍し、任意のディレクトリに展開するだけで完了です。今回は「c:\php\」ディレクトリに展開しました。

p1-5

p1-6

現行のバージョンでは実行に必要なファイルは全てインストールしたディレクトリの中に格納されています。

インストールは以上で完了です。なおPHPをApache経由で利用する場合にはApache側の設定が必要です。詳しくは「PHP利用のための設定」を参照して下さい。

( Written by Tatsuo Ikura )