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改行(Ln)
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テキストを出力している場合、出力されたテキストの最後に現在の位置が移動するため、テキストを出力していくことで出力する位置を毎回指定しなくてもテキストを出力することができます。ただWriteメソッドでは自動で改行は行われないため改行文字(¥n)を含めて文字列を出力するか、又はFPDFクラスで用意されているLnメソッドによって改行を行います。
Ln([float h])
改行を出力します。カレント(現在)のx座標は左マージンへ移動し、y座標は パラメータにて指定された分だけ移動します。 パラメータ: h 改行する高さ
引数無しでメソッドを実行すると、最後に出力された行の高さで改行します。引数に高さを指定することで、改行時の高さを指定することも可能です。
実際には次のように記述します。
<?php require('fpdf/mbfpdf.php'); $pdf = new MBFPDF(); $pdf->AddMBFont(GOTHIC ,'SJIS'); $pdf->AddPage(); $pdf->SetFont(GOTHIC,'',20); $pdf->Write(10,"こんにちは。"); $pdf->Ln(); $pdf->Write(10,"お元気ですか?"); $pdf->Output(); ?>
サンプルプログラム
では簡単なサンプルで試してみます。
<?php require('fpdf/mbfpdf.php'); $pdf=new MBFPDF('P', 'mm', 'A4'); $pdf->AddMBFont(GOTHIC,'SJIS'); $pdf->AddMBFont(MINCHO,'SJIS'); $pdf->AddPage(); $pdf->SetFont(GOTHIC,'',20); $pdf->Write(10,'文字列の出力'); $pdf->Ln(); $pdf->Write(10,'文字列の出力'); $pdf->Ln(15); $pdf->Write(10,'文字列の出力'); $pdf->Ln(20); $pdf->Write(10,'文字列の出力'); $pdf->Output(); ?>
上記のファイルをWWWサーバのドキュメントルート以下に設置しブラウザからアクセスすると次のように表示されます。
( Written by Tatsuo Ikura )