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ローカルファイルとして保存
作成したPDFドキュメントをローカルファイルとして保存する場合はOutputメソッドの2番目の引数に「F」を指定します。この場合1番目の引数で指定したファイル名で保存されます。
実際には次のように記述します。
<?php require('fpdf/mbfpdf.php'); $pdf = new MBFPDF(); $pdf->AddMBFont(GOTHIC ,'SJIS'); $pdf->AddPage(); $pdf->SetFont(GOTHIC,'',20); $pdf->Write(10,"サンプル文字列"); $pdf->Output('filename.pdf', 'F'); ?>
この場合、プログラムが設置されているのと同じディレクトリに「filename.pdf」と言う名前でファイルが保存されます。
なお1番目のファイル名が指定されて、2番目のドキュメントの送信先が省略された場合は「F」が指定されたものとして扱われます。よって単に次のように記述することが出来ます。
<?php require('fpdf/mbfpdf.php'); $pdf = new MBFPDF(); $pdf->AddMBFont(GOTHIC ,'SJIS'); $pdf->AddPage(); $pdf->SetFont(GOTHIC,'',20); $pdf->Write(10,"サンプル文字列"); $pdf->Output('filename.pdf'); ?>
サンプルプログラム
では簡単なサンプルで試してみます。
<?php require('fpdf/mbfpdf.php'); $pdf=new MBFPDF('P', 'mm', 'A4'); $pdf->AddMBFont(GOTHIC ,'SJIS'); $pdf->AddPage(); $pdf->SetFont(GOTHIC,'',20); $pdf->Write(10,"サンプル文字列"); $pdf->Output('test3-1.pdf', 'F'); print('<html>'); print('<head>'); print('<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;charset=UTF-8" />'); print('</head>'); print('<body>'); print('<p><a href="./test3-1.pdf">PDFファイル</a></p>'); print('</body></html>'); ?>
上記のファイルをWWWサーバのドキュメントルート以下に設置しブラウザからアクセスすると次のように表示されます。
今回の場合、PDFドキュメントはローカルファイルとして保存しているだけなので別途ブラウザに対して出力が行えます。そこで、ローカルファイルに保存したPDFファイルに対するリンクを含むXHTML文をブラウザへ出力しています。
リンクをクリックすればローカルに保存されたPDFファイルをブラウザで開くことが出来ます(ブラウザにPDFプラグインがインストールされている場合)。
( Written by Tatsuo Ikura )