MBFPDFの適用

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もう一つの方法としてこちらもFPDFの公式サイトで紹介されている日本語パッチのMBFPDFを利用する方法を確認します。

http://www.fpdf.org/

MBFPDFの適用

開いたページの中に「What languages can I use?」と書かれたブロックがあり、その中に「Japanese」と書かれたリンクがありますのでクリックして下さい。

MBFPDFの適用

「http://www.geocities.jp/rui_hirokawa/php/pdf/mbfpdf10b.zip」へのリンクが記述されています。このリンク先にMBFPDFにありますのでクリックして下さい。

MBFPDFの適用

ダウンロードが開始されます。任意の場所に保存して下さい。

ダウンロードしたファイルは圧縮ファイルとなっています。解凍したファイルをFPDFをインストールしたディレクトに上書きして下さい。(ダウンロードしたファイルは「fpdf」と言うディレクトリの中に格納されていますので注意して下さい)。

MBFPDFの適用

PHPのプログラムでは「fpdf.php」の代わりに「mbfpdf.php」を読み込んで使用します(mbfpdf.phpの中でオリジナルのfpdf.phpを読み込んでいます)。そして「ex.php」は簡単なサンプルプログラムとなっています。今回はこのファイルの代わりに次のような簡単なサンプルを使って試してみます。

sample2-1.php

<?php
require('fpdf/mbfpdf.php');

$pdf=new MBFPDF();
$pdf->AddMBFont(GOTHIC ,'SJIS');
$pdf->AddMBFont(PGOTHIC,'SJIS');
$pdf->Open();
$pdf->AddPage();
$pdf->SetFont(GOTHIC,'',20);
$pdf->Write(10,"MSゴシックで文字列を表示¥n");
$pdf->SetFont(PGOTHIC,'',24);
$pdf->Write(10,"MSPゴシックで文字列を表示");
$pdf->Output();
?>

※「require('fpdf/mbfpdf.php');」の箇所はご自分の環境に合わせて変更して下さい。

上記のファイルをWWWサーバのドキュメントルート以下に設置しブラウザからアクセスすると次のように表示されます。

MBFPDFの適用

無事日本語が表示されました。

なおMBFPDFを使用する場合は文字コードとしてShift_JISとEUC-JPが使用できます。

( Written by Tatsuo Ikura )